2001年
(1月から)

「れもんアートクラブ」クリスマスの絵

2001.11.20

いつもとっても個性的な色や形を描く大松君。
彼は独特の方法で集中力を高めて描く。

しばらくの間、瞑想するかのように目を閉じて構想を練る。

そして、いよいよ良い案が浮かびはじめた時、ポンポンポンと頭をたたく。

叩いた弾みで頭の中からアイデアが飛び出してくるのか
またスラスラスラと筆を動かしはじめる。
そんな動作をくり返しくり返し彼はどんどんすばらしい作品を生み出してゆく。

「れもんアートクラブ」手作りキャンドル

2001.11.13

12月に開催される「れもんフェスティバル」で
販売するためのキャンドル作りに挑戦。

モザイクキャンドルのできあがり

「れもんアートクラブ」ウォールアートに挑戦

2001.8.5

幼稚園を改装して造られた「れもん吉野分場」には使えなくなった
小さなプールがあった。このプール、いずれ取壊してしまうというので
その前に絵を描かせて下さいと頼んだのがことのはじまり。
まずはプール掃除。雨にたたられながらもなんとか終了。

2001.8.6

次に爆発チームのメンバーたちが白ペンキ塗り。
この日もまた夕立ちで、中断。
翌日、分場のメンバーで白地塗りの仕上げ。
暑い中みんなよくがんばってくれた。

2001.8.28_29

いよいよ絵を描く。
今回はプールに描く絵ということでテーマは「水の中の生き物」
魚を描くのは初めてという人もいたので一度紙で練習して本番にのぞんだ。
総勢50人ほどのメンバーが交代で思い思いの魚たちを描く。


みんなのがんばりで遂にアートプール完成!!

2001.7.17
「れもんアートクラブ」よーく見て描こう

ハセベさんの野菜

カボチャとナス

2001.7.9
「ゆうあいアートクラブ」シャボン玉を描こう。


てっちゃん

てっちゃんのシャボン玉はとても規則正しく生まれてくる。

てっちゃんが描くシャボン玉はとても規則正しく並んでいる。

2001.7.3
「れもんアートクラブ」

たかこちゃん

前回なぜか参加してくれなかったたかこちゃん、今日はやってきてくれた。
今日もひたすら画用紙に張り付いてクレパスを動かし続けた。
とても色彩感覚が良くて、私は彼女の絵が大好きだ。
ちょっと筆圧が弱いので隙間ができたクレパス画の上から絵の具を塗ると
とても素敵にはじいて見事な作品になる。

2001.6.12
「れもんアートクラブ」

大暴走

ほんとに久しぶりのアートクラブ。
そのせいもあってか、爆発チームは予想どおりの大暴走。
しかも今日のテーマは「シャボン玉を描こう」。
まず、外でシャボン玉遊びをしてから部屋で描くつもりだったんだけど
シャボン玉遊びで、みんなを大コーフンさせてしまったようだ。
遊び終わっても部屋に入るどころじゃなく、6人が
四方八方に走り出してしまったからもう大変。
ワーカーさんも私も全力疾走で追いかけるハメに。
幸い大きな事にはならなかったから良かったもののちょっと反省。
でも、なんとか部屋に戻ったみんなはやっぱりいいシャボン玉描いてくれた。
よかった〜。 ほっ。
それにしても久々の鬼ごっこ楽しかった〜。

2001.1.30
「れもんアートクラブ」
前回に続いて、別のグループのメンバーがかるたを作った。


今日の私の興奮。

つぶらな瞳で、笑顔がめちゃくちゃかわいいM君。
なんだか最近ちょっと不調だったんだけど、今日は久々に満面の笑顔。
マーカーを動かしながらなにやら歌を歌いはじめた。
よーくよーく聞いてみると「もしもしカメよ〜カメさんよ〜・・・・・♪」
紙にすべての歌詞を描きながら(ほとんど文字にはなってないんだけど)
全部歌いきってくれた。私はそれを理解できたことが
とってもうれしくて、まねしてもう一度同じように歌うと
M君は、最高の笑顔で喜んでくれた。
その後も「あいたくて〜あいたくて〜・・・♪」というなにやら演歌風な歌など
次々歌を披露してくれて、すっかり2人の世界にひたってしまった。

とってもしあわせだったんだけど
私はM君を興奮させて過ぎてしまったようだ。
アートクラブ終了後も、作業に戻らなくなってしまって大変だったそう。
どんなに楽しそうでも、切り上げるタイミングが結構大切・・・。
ちゃんとわかってるつもりなんだけど、ついつい遊び過ぎたようだ。
ちょっと反省。

2001.1.15
「ゆうあい余暇指導」
2001.1.16
「れもんアートクラブ」

●かるたを作ろう!●
ひらがなの文字カードを用意しておいて
それぞれが選んだ文字が最初につく絵を描く。
文章表現ができる人には文も作ってもらうことにした。


今年初めてのアートクラブ。
長期のお休みの後は、とっても描きたい気持ちが募って
それがうまく作品に表現できる時と、ペースがつかめなくて
暴走してしまう時の両極端2パターンになることが多い。

「ゆうあい」の場合は、前者のパターンで
みんなとっても落着いて、じっくり作品が描けた。
メンバーのほとんどが文字カードに興味を持ってくれて
その文字からの発想で生まれた良い絵が仕上がった。

「れもん」の爆発チームは後者のパターンでまさに大爆発!
絵を描くどころの騒ぎじゃなくて、体力勝負のアートクラブになってしまった。
みんな楽しんでる様子はわかったんだけど、とにかく落ち着きがなくて
暴走を見守るのに精一杯。でもこんな時はほんとに
ボランテイアスタッフの存在がありがたい。
ほぼ1対1の体制でやれたので、メンバーにストレスを
感じさせることもなく、ぐちゃぐちゃににぎやかだったけど
笑いの絶えないとっても楽しい時間になった。


でも、今日の「れもん」第2班では、とてもとてもうれいしい発見があった。
今日私は、いつも同じ顔の絵を描く圭吾さんとじっくりつきあって
みることにした。まず最初に彼が取った文字カードは「ね」。
どうも「ねこ」が描きたかったらしいんだけど、描けなくて
「ねこ描くん?」「ねこ描くん?」と聞き続けていた。
あまりに聞くもんだから、私がちょこっとねこの落書きをして見せたら、
なんと彼は、そのネコの絵を見て、私のねこなんかよりもっともっと
すばらしい圭吾さんのねこを描きあげてくれた。
それはそれは、なんとも言えないしあわせそぉな顔で・・・。
それですっかり気をよくした私と圭吾さんは同じ調子で
「いぬ」「空の雲」「ほたる」「花」「せみ」「たこ」とどんどん描き続けた。
私もほんとに楽しくてうれしくて涙が出そうになってしまった。
今までに見たことのない圭吾さんの笑顔。今思い出してもうれしくなる。
どんなに偉大な画家でも最初は模写から始める人もいるらしいし
こんな方法もあったのかも?なんて・・・実におもしろい発見ができた気がする。
毎回、いろんな発見をさせてくれるメンバーのみんなにほんとに感謝感謝。
おかげで、今年もがんばれそぉです。