知的障害者通所授産施設「れもん」(徳島県石井町)では
月に2回「れもんアートクラブ」として、一緒に創作活動を楽しんでいます。
また、アートスペースとして設立された「れもんアート工房」では
障害者アートに魅せられて、アートディレクターとして関っています。
参加メンバーの創作風景や素敵な作品を紹介していきます。

現在、きんこの「れもんアートクラブ」活動は休止中です(2004.2)。


「 Tシャツアート展」2002.7.19〜21

「Tシャツアート展」によせた私の気持ちあれこれ。

村上哲史のギャラリー拝見
「Tシャツアート展」の取材原稿掲載してくれてます。


●03_8_06 ダンボール箱アート
夏休みということもあって、ボランティアさんの子どもたち(小・中学生)もお手伝いに来てくれて、にぎやかなアートクラブになった。ありがとー。


小さなダンボール箱(化粧品の空き箱)に描く。


Tシャツアート展で、トモちゃん作の魚のTシャツがいっぱい売れたことがきっかけで、魚なら任せて!!とすっかり自信がついたトモちゃん。何個かいつものように魚の作品を描いた後(右)、白の絵の具をつけたかと思ったら、珍しく雲を描きはじめる(左)。途中で「細い雲とか大きな雲とかいろいろ描いてね〜」って口をはさむと「黙って!! イメージが崩れてしまう・・・」って怒られてしまった。ゴモットモデゴザイマス。


渋い色で地塗りをした10個の箱にスラスラといろんなモノを描きはじめた日下さん。「はい、ぞうです」「これは、富士山ですね〜〜」「次はアトムです〜〜〜」などと言いながら描くその姿はまるで路上アーティストのよう。みんなの拍手を浴びた最後のひと箱が描き終わった瞬間(右)。

●03_3_01「Tシャツアート展」搬入
「ふれあい健康館」内の「語り場」で「Tシャツアート展」を開催中。3月31日まで。
おいしい食事もできるのでぜひいらして下さい。

●03_2_18 イラストの仕事の日
今年のアートクラブメンバーの仕事の課題として、様々な公募に挑戦してみようということになった。まずは、来年の年賀状イラスト募集というのに応募してみようと今日は猿のイラストを描いてみる。れもんには何カ所にも作業所があるため、私はそれぞれの作業所に出張アートクラブに出かけた。

いつもならやらない資料の持ち込みをやってみた。猿の写真や絵本。資料を見ながら描くといつもと違った絵が仕上がったのが意外。でもちょっとのびのびしてないな〜。

私が持参した知人が描いた絵本「さるだんご」がとっても気に入ったらしいKさん。ゆっくりゆっくり読み語りをしてくれた。途中あまりに感情移入し過ぎて泣き笑いも入ったりして・・・。他のメンバーもそれをじーーと聞いて最後には拍手!! いつものアートクラブとは違った雰囲気でいつもとは違ったメンバーの顔が発見できてちょっとうれし。

読み語りをしてくれたKさん。ありがとー。

●03_1_21 顔を描こう
今日のアートクラブは施設の行事と重なってしまったので、2班合同でやることになった(総勢12人)。それぞれ自分が思い浮かんだ人の顔を描く。兄弟だったり、好きな人だったり、タレントだったり、施設のワーカーさんだったり・・・。


彼氏を描いたゆりえさんとあややを描いた香さん。(左)
ワーカーさん(右)を描いた森さんは恥ずかしそうに見せにゆく。
けど、どーも本人のほうによく似てる気がするんですけど。

●02_12_24
なんと「れもんフェスティバル」で展示した作品が売れた。
とおるさんの版画(左)とやすさんの抽象画(?)。自筆サインを入れてくれということで、サインの練習をする。とおるさんはなんとかクリアできたけど、やすさんが文字を書いてるのは見たことなかったので、特訓。そのかいあって何とか、らしいものが書けたところをコピーして切り抜いて貼ることに。なのに、後でワーカーさんに聞いてみると「え〜やすさん名前は書けますよ〜」って。言い方が悪かったのか。しかし、結局いまだ私は、やすさんが書く文字を見たことないのデス。


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